CEATEC JAPAN 2013に行ってきました!
出展及び来場者データ | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 合計(人) |
第14回 2013年 10月1日~5日 18ヵ国・地域 / 587企業・団体 |
20,211 | 26,597 | 32,074 | 39,333 | 23,133 | 141,348 |
第13回 2012年 10月2日~6日 19ヵ国・地域 / 624企業・団体 |
23,715 | 31,208 | 35,625 | 43,051 | 28,620 | 162,219 |
10月1日(火)~5日(土)の5日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて、CEATEC JAPAN 2013が開催されました。
今年は開催4日目の10月4日(金)の午後に会場に足を運びました。会場の幕張メッセの最寄り駅は京葉線の海浜幕張ですが、実は階段などもあり思ったより歩きます。そこで試行錯誤の上、私は何年か前より総武本線の幕張本郷駅から直通バス(7~10分)を利用することにしています。会場入口の目の前に到着するのでとても便利でお勧めです。
今回のテーマは 「Smart Innovation - 明日の暮らしと社会を創る技術力」 です。大きく二つのステージで構成され、水晶デバイス関係は最先端の電子部品・デバイスを紹介する 『キーテクノロジーステージ』 のホール2に出展していました。会場はご存知の通りとても広く、ホール1~7まで横長に配置されていてエントランスは丁度真ん中に位置します。Webから事前登録していましたので、直接ホール2へ向かいました。今年は日本水晶デバイス工業会の会員会社からは株式会社大真空と日本電波工業が出展していました。
株式会社大真空: Smart Crystal 未来を進化させる水晶デバイス
「TELCOMMUNICATION、AUTOMORTIVE ERECTRINICS、LIFESTYLE、INFRASTRUCTURE、New Materials/Eco-Friendly Products」 と分野別に製品を紹介していました。「光る水晶」・「響く水晶」コーナーでは、水晶が持つ特徴を実際に体験できました。暗箱の中で水晶二つをマッチのようにこするとオレンジの発光が観察できました。対照のためのガラスではもちろんこのようなことは起きません。水晶の圧電効果が関係しているらしいです(ちょっと曖昧ですみません)。水晶の神秘的なイメージが感じられました。デバイス製品はいろいろ展示されていましたが「一押しは?」と聞いてみますと、350~700MHzまで基本波(ATカット)で対応し、純度の高い出力信号が得られるVCXO(電圧制御水晶発振器)の新製品「DSV753CK/CJ」とのこと。これはCEATEC Awardにもノミネートされたそうです。
記念グッズはとても書きやすいボールペンでした。ご対応いただきました営業部宮永様、総務課大西様、前川様ありがとうございました。
大真空ブース | 大真空ブース |
日本電波工業株式会社: For the people, For the Life-水晶がもたらすエレクトロニクスの可能性
水晶が提供するソルーションを 「通信、安全、健康、食、音響」 の5つのコーナーで紹介していました。システムの高機能化が進む基地局や光ネットワーク向けには、よりハイスペックなVCXO、OCXO等の新製品、開発中製品などを 展示していました。やはりここでも「一押しは?」と質問。サッポロビール×日本電波工業で開発している、「ビールの味(コク)を味覚センサで数値化」とのことで説明をしていただきました。水晶センサの上に、人間の舌をイメージした脂質膜を乗せ、特定の物質を吸着するようにして、吸着量により水晶の周波数変化を測定するというものでした。実際に味を検査するプロの方々との相関値も0.86と高いものだそうです。吸着する物質次第で、ワイン、コーヒーなど応用範囲は広いようです。その他ミリ波センサ、超音波センサなどの展示がありました。
記念グッズは四葉のクローバー育成キット、大事に育ててみます。ご対応いただきました営業企画室横田様、技術統括部小山様、茎田様ありがとうございました。
日本電波工業ブース | 日本電波工業ブース |
ライフ&ソサエティステージ
4K・8K高精細テレビ、スマートハウス、スマート家電、家庭用逐電システム、インテリジェントグラスなど、生活をより便利に、より快適に、より安全にする製品が各メーカーより展示されていました。
後記
だいぶ歩き回って疲れたなあと思っていたら、気になる看板を発見!「ご当地グルメフードコード」。2, 3年前よりご当地グルメの屋台が出ているのです。ホール7は反対側の端っこです。いろいろ見学しつつたどり着くと、そこはロボットカーなどの走行デモの会場となっており、広いテストコースで日産自動車の自動運転車のデモの際中でした。TOYOTAはパーソナル・モビリティ・ロボットの試乗ができるようになっていました。その様子を眺めつつ奥へと行くと待望の屋台が並んでいます。早速夕食用(みそ焼き鯖すし/すうぷからあげ)とお土産(たまごまるごとプリン)を購入し、今年のCEATEC見学も無事終了となりました。
ご当地グルメ | ご当地グルメ |
次回は、2014年10月7日(火)~11日(土)の開催とのことです。
(日本水晶デバイス工業会 事務局 三澤 弘美)